- 2019.02.07 Thursday
チャムちゃん初めての長ーいお留守番(前編)
今日ご紹介する留守番ネコさんは、Y様宅のチャムちゃん、推定年齢15才の茶トラの女の子です。
「今から寝るニャ」
幼い時に保護されたチャムちゃん、Y家の一員としてずっと大切に育てられてきました。
「おばちゃん、だれニャ?」
打合せの時「長いこと病気知らずで元気に過ごしてきたチャムちゃんが突然血しぶきのようなクシャミをし始め、重篤な病いを想像してあちこちの病院で検査を受けても原因が発見できず、とても心配していたところ、実は庭を散策中に食べた草が鼻の奥に詰まっていたのが原因だったそうで・・・ご主人がある日、それを発見して鼻から草を引っ張り出したところ、すっかり治った」という面白いエピソードを聞かせてもらいました。
(異物によってはレントゲンにも写らないので発見できなかったのですね。無事に取り出せて本当に良かったですね!)
「足を温めてるニャ」
今回、Y様ご一家揃って長期のご旅行に出かけられることになり、チャムちゃんにとって生まれて初めてのとても長ーいお留守番になりました。
「ごはん美味いニャ」
人間で言えば76才くらいの老年期に入ったチャムちゃんですので、長いお留守番中に精神的にナイーブになって体調にも影響する可能性もあることをご説明すると、ご出発が近づくにつれてY様も「とても甘えん坊な様子を見ていると残していくのがとても心配です。meetaさんだけが頼りです。」とのコメントをいただき、身が引き締まる思いでした。
「それ以上近づくニャ〜!」
人懐っこい性格ですが、近づいてスリスリしたかと思うと、急に噛んで逃げるような気難しいところもあるチャムちゃん。
まだ、あまり馴染みのないシッターが一日一回ご訪問するだけで、後はずーっと一人ぼっちで過ごさないといけません。
お留守番が長くなるにつれて、ご家族がもう永遠に帰って来ないのでは?と不安になってしまうかも知れず、こんな時、ネコさんと会話が出来たらどんなに良いだろうと本当にもどかしく思います。
最初のご訪問では近づくと「シャーッ」と警戒の声も出ていたチャムちゃん
デリケートなチャムちゃんが少しでもリラックスしてくれて、この初めての試練を何とか乗り越えてくれるように最善の努力をしたいと思ったシッターでした。
「オヤツもっとくれニャ」
いよいよシッティングの初日。
まずは美味しいオヤツで警戒心を解いてもらい、オモチャで遊びながらシッターとのコミュニケーションを深めてもらう事から始めました。
「このフサフサ楽しいニャ♪」
シッターとの距離はその後だんだん、縮まって行きましたが、チャムちゃんにとっては想像以上に長くて、寂しさが日に日に募っていくお留守番となった様です。
「水よりお湯が好きニャ」
この続きはまた次回のブログでご紹介いたします。
次回も絶対見るニャ!
by mシッター