今日ご紹介する猫がかわいい本は、山根明弘 著 「ねこはすごい」です。

 

動物生態学、集団遺伝学が専門の著者は福岡県の相島で暮らす猫たちの7年にわたる生態研究を初めとして30年近くも、ねこの研究をライフワークとして来た、ねこ研究の第一人者。

研究を始める以前はあまりねこのことを好きではなかったそうですが、野生動物そのものの相島のねこたちの生き様を目の当たりにして強く惹かれ、人間もノラねこも同じ自然の一部として共生している島の様子をこれからの人とねこの共存社会の理想の姿と位置付けています。

 

ねこの魅力のひとつは、家の中で飼われるようになった今でもいまだ失われていない肉食獣としてのすぐれた能力。

そのねこのすごいを「ねこはつよい」「ねこの感覚力」「ねこの治癒力」として紹介し、さらに現在のねこブームよりもずっと以前から日本人の生活や文化、芸術にまで深く浸透していた日本特有の「ねこ文化」について、世界一の猫好き民族と言っても過言ではないほど日本に見られるさまざまな擬人化されたねこの姿やねこグッズの数々、招き猫文化などについても紹介しています。

また溯って、日本に渡ってきたねこのルーツについても解説しています。

 

シッターが興味深かったのは、江戸時代に流行した歌川国芳などに代表される、ねこが主役の面白い浮世絵や幕末から明治の初めにかけて子ども向けに作られた「ねこの着せ替え人形」などはとても面白く、ねこが当時の人々にとっても愛すべき動物であったことがうかがえました。

 

最後にこれからの人とねことの共存社会に向けて取り組むべきことなどについても述べられており、地域猫活動や殺処分問題に関しても著者の端的な指摘がなされています。

 

永年ねこの研究に取り組んで来た著者ならではの視点から「ねこはすごい」と言わしめる、ねこの持つさまざまな能力や魅力について分かりやすくまとめられていて、ねこ好きの方にはぜひお薦めの本です。

 

by mシッター

 

 

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