今日ご紹介するねこがかわいい本はアビゲイル・タッカー著「猫はこうして地球を征服した ー 人の脳からインターネット、生態系まで」です。

 

写真:H様宅のCocoちゃん

 

著者は世界的に有名なアメリカの科学総合誌「スミソニアン」誌の記者で、自身も猫と暮らし、「猫に催眠術をかけられている」と表現するほどの猫信奉者ですが、この本では「人がなぜ猫の虜になるのか」、「大昔には人間の祖先を捕食していた大型の猫科動物であった猫がどのようにして人間の社会に入り込んできたのか」、「生態系を破壊して、さまざまな希少動物を絶滅させている一方で自らは野良ネコやイエネコとして世界中に生息域を急拡大させていること」など猫の発達史と共に科学的視点から猫の実態に迫る解説がなされています。

 

本書は最も優れた科学読み物を選ぶ「ベストアメリカン・サイエンス&ネイチャー・ライティング」にも掲載され、全米でベストセラー、多数の年間ベストブックなどの賞を獲得しています。

 

世界的に見ても現在は空前の猫ブームの真っただ中・・・インターネット上でも猫の写真や話題で溢れかえっており、まさに「人間を手なずけた猫が地球の小さな征服者となっている」と言っても過言ではないかも知れないと思えてくるようなデータも数多く紹介されています。


猫好きとしては少々ショッキングなことや知りたくなかった事実も書かれてはいますが、改めて知る猫の奥深い魅力やその生態の不思議についての解説も満載で、猫好きの方にはぜひ一度手に取っていただきたい本です。

 

 

by mシッター

 

赤川 次郎,新井 素子,石田 衣良,荻原 浩,恩田 陸,原田 マハ,村山 由佳,山内 マリコ
新潮社

今日ご紹介する猫がかわいい本は、「吾輩も猫である」(新潮文庫、平成28年12月発行)。

夏目漱石没後100年と生誕150年の記念出版として小説新潮に2016年8月号から掲載されていた8名の作家の短編小説を文庫化したもの。

作者は猫好きの作家たち、赤川次郎、新井素子、石田衣良、荻原 浩、恩田 陸、原田マハ、村山由佳、山内マリコ。

それぞれの個性で作者ならではの視点から「猫」をテーマに書かれた作品ばかり。

SF、アニメ、現代小説と色々なジャンルの作品の中で、さまざまな猫たちと出会うことが出来ます。

 

漱石の「吾輩は猫である」という始まりの一文はあまりにも有名ですが、それぞれの作者の言葉に置き換えられた文章から物語が始まるところも、遊び心があってワクワクする方も多いのではないでしょうか。

漱石の原作を読んだ人はもちろん、読んでいない人でも、猫好きの方なら誰でも単純明快に楽しめる本となっています。

 

 

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今日ご紹介する猫がかわいい本は、夏目漱石の門下の一人で独特のユーモア溢れる随筆などで人気の高い小説家、内田百里痢屮離蕕筺廚任后

画像amazon

出版社: 中央公論新社

 

内田百里1922年〜1970年頃小説家として活動し、「ノラや」は晩年の1957年に執筆されたものです。

百里梁召梁緝什遒砲浪凸權石の、かの有名な作品をパロディ化した「贋作吾輩は猫である」や随筆集「百鬼園随筆」、小説「阿房列車」などがあります。

内田百里和疹頑固で偏屈と言われながらも、持ち前のいたずらっ気やユーモアのある性格から大学教授時代の教え子たちから多いに慕われ、この当時の百里閥気┿劼燭舛筝菊盈修覆匹箸里曚里椶里箸靴晋鯲を描いた黒澤明監督の1993年公開の映画「まあだだよ」の主人公としても描かれていますので、ご存知の方も多いと思います。

 

「ノラや」は晩年、家に居ついた野良猫にノラと名付けて溺愛していたものの、その猫がある日突然居なくなってしまい、その後の激しい喪失感や愛猫探しのいろいろな出来事に一喜一憂する百寮萓犬了僂綴られています。

 

猫を好きでない人から見れば、猫が居なくなったくらいで、大の大人が仕事も手に付かず食事も喉を通らないくらいに狼狽したり意気消沈するものかとあきれるかも知れませんが、愛猫を溺愛している人や愛しい猫を失った経験のある人ならば、先生の落胆して憔悴しきった様子や行方不明のノラを見つけようと老体にむち打ち奔走する姿に親近感を覚え、涙せずにはいられない事でしょう。

 

日本で初めて「ペットロス」をテーマに書かれた小説といっても良いかも知れませんね。

愛しいものへのやるせない愛惜の念があわれにもおかしく綴られていて、猫好きにとって大変胸を打たれる作品です。

 

 

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今日ご紹介する本はダン・ポインター著「年老いた猫との暮らし方 ー飼い主たちの体験からー」です。

 

著者のダン・ポインターはアメリカのスカイスポーツなどのノンフィクション作家で、この本は著者の人生の伴侶でもあった愛猫クリケットとの日々から生みだされたものです。

20歳となり、とうとう最期の時を迎えた愛猫クリケットのために何をなすべきか、著者が治療方法も含めさまざまな情報を模索したものの、当時のアメリカでもまだ「年老いた猫」に関して得られるものは少なかったと言います。

 

この時の経験をもとに、クリケットの死後、作家であり出版社の経営者でもあった著者が綿密なリサーチを加え、獣医師や動物の専門家、栄養士、愛猫家などの意見を聞き、信頼性を高めた上で1冊にまとめたものであり、同時に亡きクリケットへのオマージュとして捧げられた本です。

 

単なるペットから、かけがえのない家族の一員として大切に育てられるようになってきた猫ですが、人間よりも5倍くらいの速さで歳をとる猫にとって「生まれてから死ぬまでのすべて」は飼い主である家族に委ねられています。

共に暮らし、多くの喜びを与えてくれる猫の幸せのために何をしてあげられるのか、そして最期の時をどのように迎えさせてあげたら良いのか・・・そのヒントが著者のみでなく、様々な愛猫家から寄せられた体験談もまじえながら紹介されています。

 

あくまでもエッセイであり、医学書ではないため、実際の個々の病気等に関しては獣医師への相談が必要となりますが、人と同じように猫にも高齢化が進んでいる今、これからの「猫との暮らし方」について多いに参考となる1冊です。

 

by mシッター

 

 

 

今日ご紹介する本は「猫といっしょにいるだけで」です。

タイトルだけで猫への熱い愛情が感じられますが、著者の森下典子さんは、元々犬派で猫は苦手だったのだとか。

 

野良猫が自宅の庭で子供を産み、「ああ、厄介なことが起こってしまった」

・・・そこから森下家と猫との物語が展開していきます。

 

それでも、序章の締めの部分には、

『四年前の梅雨、植え込みに青い手毬のような紫陽花がこんもりと咲いた。そしてある日、切り株の根元に思いがけないものが舞いおりた・・・・・。』という一文があり、最初は厄介な存在だった猫たちが、のちに幸せを運んでくれる天使のような存在になることを予感させる表現となっています。

 

猫たちの世話をする羽目になった森下親子が、猫を介しさまざまな人々と出会い、そして周囲の人々とも繋がっていく。

次第に猫の魅力にはまっていく微笑ましいエピソードなどなど。

猫好きなら「そうそう猫ってそんなとこあるよねー」と思わず笑顔になることでしょう。

 

爐燭世い辰靴腓砲い襪世韻猫畴はしあわせをくれる・・・

 

猫好きの方にも、猫や動物がちょっぴり苦手な方にも読んでいただきたい一冊です。

 

 

b y  t シッター

 

 

 


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